[InterMission]なぜ一介の魚河岸(仲卸)が日本共産党の肩入れする運動家に転じたのか? | honey-spider presents 『胎児が密猟する時』

[InterMission]なぜ一介の魚河岸(仲卸)が日本共産党の肩入れする運動家に転じたのか?


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(画像をクリック:2008年5月25日、「築地本願寺350周年 築きな祭」にて山﨑治雄氏が代表を務める『市場を考える会』がバラ撒いたアジテーションビラのひとつ。小学校5年生の女子児童が自主的にこんな絵を描いたなんて、本気で信じる大人が本当にいるか?どう考えたって、それは「大人」の洗脳のたまものだろう。管理人は笑い事ではなく、本気で気持ちが悪過ぎて涙が出そうです…)


honey-spider presents 『胎児が密猟する時』

東京 築地市場予定地の汚染 都民・専門家ら訴え 公開で再検証せよ
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-08-22/2010082201_03_1.html
(しんぶん赤旗 2010年8月22日)




「これで安全宣言なんておかしい」。東京都民のみならず全国の食生活を支える築地市場(中央区)を、土壌汚染された東京ガス工場跡地(江東区豊洲)に移転させることに、都の「技術会議」が2日に出した報告書で“お墨つき”を与えたことに批判が上がっています。24日にはこの問題で都議会の委員会の連合審査会が開かれ、質疑が行われます。(東京都・川井亮)

実験結果の信頼性を揺るがすデータ隠しが発覚したにもかかわらず、「浄化可能」との結論で押し切った同会議。



「シャンシャン」



「シャンシャン報告書ではとても納得できない。もう一度議論し直してほしい」。都への提言をまとめた技術会議を傍聴した築地市場の仲卸業者の男性(41)が怒りの声を上げました。男性は原島文雄座長(首都大学東京学長)ら委員に向かって、「議論すべきことがいっぱいある。これで“安全宣言”か。全国の消費者に安全なんて言えない」と訴えました。


提言は、発がん性物質のベンゼンや猛毒のシアン化合物などで汚染されている土壌は、微生物、加熱、洗浄などの手段で浄化できると結論付けました。会議は2時間の予定だったのに、座長のほかは1人しか発言せず、わずか30分余で終了しました。


「市場を考える会」の山崎治雄代表は「通り一遍の報告だ。こういうことが行政で行われてよいのか」と憤ります。日本環境学会の畑明郎前会長も「意図的なデータの一部利用。ベンゼンを処理したという微生物の鑑定もない。都合のよい結果が出るものだけを取り上げた恣意(しい)的な実験だ」と批判します。



詳細は「墨塗り」


会議直前の7月半ば、“汚染を無害化できると実証できた”とした処理実験の「中間報告」(3月)を覆す事実が分かりました。「中間報告」では環境基準の4万3000倍のベンゼンで汚染された土壌が実験で「環境基準以下になったことが確認」されたと発表しましたが、実際には、実験に使った土壌試料の実験前のベンゼン汚染濃度(初期値)は環境基準の2・7倍しかなく、ヒ素の初期値は基準値以下でした。実験そのものの信頼性が問われるデータでしたが、都は隠し続けました。


当時、実験に疑問を唱えた日本共産党都議団の公文書の開示請求に対して、都は初期値や実験方法の詳細などを「墨塗り」した文書しか出しませんでした。坂巻幸雄・日本環境学会土壌汚染問題グループ長は、「科学の世界ではあってはならない」ときびしく批判していました。


都のデータ隠しには、実験結果を追認した技術会議の原島座長も「結果的に混乱する説明はまずかった」(7月22日の記者会見)と言わざるを得ませんでした。



不適格な場所に


東京ガス工場があった豊洲予定地は1956年から88年まで32年間にわたって、石炭から都市ガスを製造しており、ベンゼンやシアン化合物、ヒ素、水銀、六価クロムなどの有害物質が見つかっています。魚をはじめ生鮮食料品を扱い、食の安全の確保が最も必要な市場を移転させるには全く不適格な場所でした。


ところが、石原慎太郎知事は99年の就任後、それまで現在地・築地での再整備工事を進めていた計画をひっくり返し、「豊洲移転」を打ち出したのです。



現地で再整備を


日本共産党は、高濃度の有害物質で汚染された豊洲への築地市場移転を一貫して批判し、現在地での再整備を求めてきました。


吉田信夫幹事長は3月都議会で、都が初期値を隠して実験の「成果」を誇っていることをいち早く追及。科学誌『ネイチャー』電子版4月26日付も吉田氏の質問と党都議団が開示請求した墨塗り文書を紹介しました。党都議団は、技術会議の提言が「専門家や都民の疑問にまともに答えることなく、一方的に有効性確認の結論を出した」と批判し、専門家や市場関係者と技術会議委員と公開討論を行い、土壌処理策も根本的に再検証するよう、都に申し入れています。





管理人より。


築地移転「反対運動」問題に首を突っ込む様になってから、本当に更新ペースが鈍くなった。


何しろ既存のメディアで「移転反対」を声高に叫ぶ輩は多数いても、理論だった「移転賛成」を唱える者は皆無に等しい。これは識者とて同じことで、ここまで移転賛成派が余裕なのは、面倒なことに関わり合いになりたくないと思っているのか、それとも取るに足らない異論と一笑に付しているのか…だが、ネット上では既に、移転反対派の声が至る所に入り組んでいて、まさに今この時点においても、この問題に興味を抱いた何も知らない「真っ白な」人たちを「汚染」しているのである。


よく考えてみていただきたい。この手のデマは東日本大震災後、ある意味「今が旬」なのである。


管理人とて恥ずかしながら、東日本大震災があったからこそ、この問題にここまで関心を寄せたのである。



3.11を経ておきながら、誰もこの事態を、憂慮しないというのか?警視庁も何がサイバー犯罪対策だよ?東京都を舞台としたこれだけの風評被害が横行していながら、些細なエロ画像だの児童ポルノだのに必死になっている場合じゃないだろうが。


とにかく、頼りになる人も先人もほとんどおらず、管理人は今夜も粛々と情報を集め、慎重に吟味する。


それに気も重い。何しろ敵は、実は中の人は「プロ市民」かも知れないが、いちおうは「市民」である。管理人だって人一倍面倒なこと、ややこしいトラブルが苦手な人間である。このテーマを扱う前から、こんな事態になるのはわかりきっていた。毎日毎日、本当に気が重いです。



まぁ、そこは自分で責任持って決断した事なので、これ以上のグチはこぼしますまい。とにかく更新が鈍いのは、結局は管理人の能力・キャパシティの問題である。



閑話休題。



ワタクシが今夜(今朝?)、皆様にご紹介したいのは築地の仲卸でいらっしゃる株式会社山治(やまはる)・代表取締役の山﨑治雄氏である。



株式会社 山 治

http://www.oraho-o.com/yamaharu/shop/index.cgi?t=2




創業は1958年、断っておくが50年以上に渡って魚河岸を続けてきた事が立派な事であるのは疑うべくも無く、「初心を忘れず今後も努力してまいるつもりです。」「創業時の貝問屋という原点を忘れず、お客様本意の正直一途を貫き通し、本物の商いの道を歩んで参る所存です。」の山﨑氏の言葉には、築地の魚河岸としての真実が込められていると管理人とて思いたい。


ただし、この人には実はもうひとつの「顔」がある。



それが東京魚市場卸協同組合(東卸)内の築地移転反対派組織から発展した『市場を考える会』(旧:築地市場移転断固反対の会)の代表としての顔、である。





私たちは『市場を考える会』です。
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/tsukijiichiba/profile



管理人の調査能力不足もあって、『市場を考える会』ならびに山﨑氏が、具体的にいつからどのように、創価学会-公明党と並ぶ最悪のカルト政党・日本共産党の入れ知恵を甘んじて受け、「プロ市民グループ」や「サヨク活動グループ」にも引けを取らない運動手法を身に付けたのかはハッキリわからない。


だが、これだけは断言出来る。山﨑氏は移転反対の為なら手段を選ばず、結果、一介の魚河岸から運動家に転じる様になったのだと。日本共産党からの支援を受けることが、築地で魚河岸を続ける上での最良の選択だと信じ込んでしまったのだと。


その甲斐あって、今では山治(やまはる)の専務にしてご子息であらせられる山﨑康弘氏も、本業そっちのけで立派な運動家/アジテーターに成長された様だ。





だが管理人は言いたい。『赤旗』にまで頻繁に登場する様になってまで移転反対活動に没頭することが、本当に「初心を忘れず今後も努力してまいるつもりです。」「創業時の貝問屋という原点を忘れず、お客様本意の正直一途を貫き通し、本物の商いの道を歩んで参る所存です。」を全うすることなのですか、と。現在の築地は、「本当に食の安全を守り通せる」環境なのですか、と。風評被害にあった豊洲の住民や飲食店に対し、申し訳無いと言う気持ちはカケラもないのですか、と。本当に石原都知事と東京都は、移転後の築地の土地を海外資本に売り飛ばして2兆円の利ざやを得んと陰謀を巡らしているのだと、本気で信じているのですか?と。




山﨑社長…敢えてこう呼ばせていただきますが、アナタが移転反対と引き換えに日本共産党の手を借りた事実は、アナタの魚河岸としての看板に金輪際消すことの出来ない傷を残したのです。今後ご子息にバトンタッチし、最終的に豊洲に移転して魚河岸を永きに渡って営んでいく中で、必ずこの事実は山治(やまはる)の名に付き纏います。最初からそのことは、覚悟の上での行動だったのですか?アナタの手段を選ばない反対運動の手口を、周囲に軒を並べる豊洲の仲卸の方々は、決して良い思い出として語ることは無いでしょう。絶対に。



お願いですから、ご子息や山治(やまはる)の名を受け継いでいく可能性のあるそのまたご子息らに、禍根を残すような残酷なことはもう止めて下さい。



アナタは先の画像にあった、童心のカケラも無い背筋が寒くなるような絵を描かせる様な教育までも、先祖代々引き継いでいきたいのですか?



言っておきますが、今後未来永劫に渡り、周囲の人々は皆アナタの教育方針が、日教組のそれと全く同じモノであることを見抜きますよ。その時アナタの御子孫がどんな目で見られ続けるのか、よくよく考えてみてください。お願いですから…





最後に。以下は『ottyankoの日記』 より引用。




『 そして赤旗を見ると…


科学誌『ネイチャー』築地移転問題を掲載 共産党都議団の活動を紹介

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-04-29/2010042915_02_1.html



赤旗は、その「成果」を誇らしげに掲載していた(笑)



つまり、純然たる科学誌の取材ではなく共産党の活動の成果だったわけだ。



竹島(独島)は韓国の領土です。とニューヨークタイムス誌に韓国が広告掲載したのと同じレベルなのである。それでも、この文章は全否定まで踏み込んでいない。(そりゃそうだ)


流石に科学誌として、反証可能な領域まで取材していない問題に、疑問以上の事は書けなかったようだ。


しかし反対派は鬼の首でも取ったかのように、ネイチャーが反対した!と騒いでいる。きっと記事なんて全く読んでいないのであろう。



ちなみにデータの黒塗りの理由は、汚染土壌を処理の為に撹拌したら環境基準の2.7倍まで濃度が下がってしまい、実験する意味あるの?との批判が怖かったからに他ならない。(結局人工的に濃度を上げて実験し、除去に成功した。だが情報公開のリスク管理上マズイ対応だ。化学に無知な人間がヒステリックに騒ぐだけ東京都にとっては損な話。 』




『 いや、もっと具体的に言えば大型プロジェクトに一律反対する共産党に泣き付いた反対派仲買人が、築地市場を考える会を作り、マスコミを巻き込んで世論操作を図り、まんまと騙された人達。



ちなみに、○○を考える会 ってのは共産党工作員の常套手段で、新東京タワー(スカイツリー)を考える会なんてのもある。


で・・・



この間、東卸組合が破産してサーバー運営費すら出せなくなったようで(そりゃそうだ!中卸の総意じゃない反社会運動だから、管財人に使途不明金扱いされたんだろうなぁ)築地市場を考える会のドメインが競売に出されています。(tsukiji-iten.org)全然買い手が付かない模様。(笑)



5000円だったら、俺が買い取って「移転賛成ブログ」でも書こうかなw


とりあえずリンク先消失と言う事で、Wikipediaからのリンクは外されていたぞw 』





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(画像をクリック:2008年5月25日、「築地本願寺350周年 築きな祭」にて山﨑治雄氏が代表を務める『市場を考える会』がバラ撒いたアジテーションビラのひとつ。先の小学校5年生の女子児童の絵に対する山﨑社長のコメントが悲し過ぎる…